犬の全身吸入麻酔時における前投薬としてのドロペリドール-ブトルファノールの効果

犬の全身吸入麻酔時における前投薬としてのドロペリドール-ブトルファノールの効果

レコードナンバー671512論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名山下 和人
原田 圭
横山 季子
ほか5名
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ56巻・ 5号, p.325-331(2003-05)ISSN04466454
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抄録犬の麻酔前投薬として、ドロペリドール(DR)とブトルファノール(BTR)の併用の効果を検討した。DR0.25mg/kg単独またはDRにBTR0.0125、0.025、0.05、0.1または0.2mg/kgを併用して静脈内投与(Ⅳ)し、ケタミン5mg/kgⅣで麻酔導入後、50%笑気-50%酸素-セボフルラン麻酔下で外科手術を実施した。前投薬後の鎮静状態はBTR併用で増強されたが、術中の終末呼気セボフルラン濃度(2.0~2.3%前後)にはBTR併用による差はなかった。体温はDR単独で37.7℃、DR-BTR併用で36.5~37.3℃前後で推移した。心拍数(110~130回/分前後)に差はなかったが、DR-BTR0.2mg/kgでは19.5%の犬に血圧低下が認められた。一部の犬で無呼吸や浅速呼吸を認め、DR-BTR0.1~0.2mg/kg併用で発生率が高かった。BTR併用では麻酔維持に要する吸入麻酔薬濃度を軽滅するほどの鎮痛効果の増強は得られないが、鎮静効果の増強を期待できると考えられた。しかし、DR0.25mg/kg-BTR0.1~0.2mg/kgⅣでは呼吸循環抑制に注意すべきであり、DR0.25mg/kg-BTR0.0125~0.05mg/kgⅣが適当と考えられた。
索引語麻酔;効果;静脈;投与;酸素;外科;濃度;体温;血圧;呼吸
引用文献数27
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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