但馬牛集団の血縁係数による系統分類の試み

但馬牛集団の血縁係数による系統分類の試み

レコードナンバー671535論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009961NACSIS書誌IDAA11834673
著者名福島 護之
大山 憲二
坂瀬 充洋
ほか4名
書誌名兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 畜産編
発行元兵庫県立農林水産技術総合センター
巻号,ページ39号, p.16-21(2003-03)ISSN13477730
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抄録血縁係数を利用したクラスター分析により但馬牛集団の系統分類を試み、現存集団の遺伝的構成を把握し、系統の再構築の可能性を検討した。とくに、今回の分析で規模が小さな集団の増頭を目的として、仮想集団を作出した場合の系統分類についても検討した。1.供用中集団のデンドログラムを血縁係数0.10で切断し、7グループに分類した。2.各グループ内及びグループ間の平均血縁係数は、グループ1、2、3と5では全て0.3以上であった。グループ4も概ね0.3で上記グループとの血縁が高かった。グループ6と7が、他グループと異なりグループ間の血縁係数が低かった。3.各グループの育種価評価値の平均値を比較するとグループ毎に産肉あるいは種牛能力の特徴が明らかになった。4.600頭の仮想雌牛群と待機雄牛の後代を加え系統分類を実施した。その結果、中土井系繁殖雌牛に城崎系種雄牛を交配するシミュレーション集団1では、雌雄が逆の系統に属する交配集団2に比較して高率(1.7%vs16.0%)に城崎系であるグループが作出された。集団1では、種雄牛による差が大きく、奥秀、城富、城和、勘高や大勘で城崎系産子を生産する割合が高かったが、光城波は亜系の新たなグループを形成した。集団2では、城崎系を生産する母牛が6頭程度に限られ、中土井系の種雄牛を交配することで城崎系の産子を生産する可能性は低かった。
索引語集団;系統;分類;クラスター分析;分析;規模;育種価;評価;能力;繁殖
引用文献数3
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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