同一斜面上に生育するヒノキとミズナラ根重の垂直分布に関する知見

同一斜面上に生育するヒノキとミズナラ根重の垂直分布に関する知見

レコードナンバー671570論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015842NACSIS書誌IDAN00198561
著者名小見山 章
大根 瑞江
加藤 正吾
書誌名日本林學會誌 = Journal of the Japanese Forestry Society
別誌名日本林学会誌
発行元日本林學會
巻号,ページ85巻・ 2号, p.152-155(2003-05)ISSN0021485X
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抄録比較的若齢の造林地が豪雨等で崩壊すると、広葉樹に較べてヒノキやスギが浅根を示すことがその原因であるといわれることが多い。このことを再検討するために、48年生のヒノキ造林地で、ヒノキ主林木とそこに侵入したミズナラの根重の垂直分布を比較した。2本の試料木を選んで、地上部に関する調査を行った後に、深さ60cmまでに存在する根をトレンチ法により採取した。深さあたりの根重密度の垂直分布パターンを求めたところ、指数関数にしたがう減少パターンを示した。2本の試料木間で、深さ方向の根重密度の減少率に有意差は認められなかった。回帰式を積分して個体根重の垂直分布を計算した。地表から30cmまでの深さに含まれる根重の割合は、ミズナラ試料木で89%、ヒノキ試料木で94%となり、試料木間で根の垂直分布に極端な違いは認められなかった。また、傾斜地で、ヒノキ試料木は根を谷側に多く配置していたのに対して、ミズナラ試料木は山側に多く配置するという、根の水平分布上の違いが認められた。
索引語斜面;ヒノキ;垂直;分布;林地;広葉樹;スギ;林木;調査;根
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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