レッドアルダー(Alnus rubra Bong.)種子表皮物質由来フラボンの単離・構造決定

レッドアルダー(Alnus rubra Bong.)種子表皮物質由来フラボンの単離・構造決定

レコードナンバー672470論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010758NACSIS書誌IDAN10164318
著者名塙 藤徳
Towers G.H.N.
書誌名森林総合研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
発行元森林総合研究所
巻号,ページ2巻・ 2号, p.85-91(2003-06)ISSN09164405
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抄録ハンノキ科植物であるAlnus rubraより放出されるフラボノイド様化合物が、A. rubraとフランキア属放線菌の共生関係による窒素固定に関与するシグナル物質であることが示唆されている。しかしながら、この植物からの単離されているフラボノイドに関しては、タンニンの報告が一例有るのみである。我々は、A. rubraの化学成分中のフラボノイドに興味を持ち、その中でも特に本植物の成長初期の根瘤形成に大きな影響を持つと考えられる本植物の種子および種子表皮物質中の二次代謝産物について調査を行った。その結果、5つのフェノール性化合物を単離し、核磁気共鳴スペクトルや質量分析等のスペクトル解析によりその構造を7, 4'-ジメトキシ-5-ヒドロキシフラボン (7, 4'-dimethoxy-5-hydroxyflavone) (1)、ペクトリナリンゲニン (pectolinaringenin) (2)、アカセチン (acacetin) (3)、サルビゲニン (salvigenin) (4)、およびアピゲニン (apigenin) (5)と決定した。この過程において、過去の報告にあるpectolinaringenin (2)が持つ2つのメトキシル基のプロトンNMRにおける化学シフトの帰属が誤りであることを、二次元NMRの詳細な解析により明らかにし、新たな帰属を提案した。
索引語植物;種子;単離;フラボノイド;表皮;物質;構造;化合物;解析;属
引用文献数28
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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