岩手県内水田土壌における15年間の有機物・施肥管理と土壌化学性の変化

岩手県内水田土壌における15年間の有機物・施肥管理と土壌化学性の変化

レコードナンバー672967論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002654NACSIS書誌IDAA11581363
著者名高橋 正樹
小野 剛志
島 輝夫
書誌名岩手県農業研究センタ-研究報告 = Bulletin of the Iwate Agricultural Research Center
別誌名Bull. Iwate Agric. Res. Ctr
岩手農研セ研報
発行元岩手県農業研究センタ-
巻号,ページ3号, p.57-73(2003-03)ISSN13464035
全文表示PDFファイル (1868KB) 
抄録岩手県内の土壌環境基礎調査(定点調査)は、昭和54年から5年毎に実施され平成10年までに4巡目を経過した。各定点では15年間の管理方法と土壌の変化傾向のデータが得られた。本報告ではそのうち水田定点355地点での有機物・施肥管理と土壌化学性の変化傾向を取りまとめた。その結果、有機物施用に関しては、堆きゅう肥施用農家数が減少し、コンバイン使用による稲わら施用農家数が増加する傾向が認められた。堆きゅう肥を施用している個々の農家では施用量が増加する傾向が見られるが、県全体水田での平均施用量は低下傾向にあった。化学肥料施用に関しては、窒素、リン酸、カリの三要素が減少傾向にあり、土づくり肥料の石灰、苦土、ケイ酸施用量は三要素よりも更に減少傾向が大きかった。減少率が大きかった成分は、窒素、ケイ酸であった。土壌化学性に関しては、全炭素含量は変化が認められなかったが、全窒素が増大傾向にあり、C/N比が低下するなど土壌有機物の質的変化が示唆された。可給態窒素もこれに合わせて増加傾向が見られた。三要素成分である可給態リン酸及び交換性カリも増加傾向にあるが、リン酸は4巡目で増加が鈍った。石灰は微増傾向にあるがCECも増えているため、土壌pHは低下した。可給態ケイ酸は減少傾向にあった。
索引語施用;性;窒素;管理;土壌化学;土壌;農家;リン酸;ケイ酸;岩手県
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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