‘ツクネイモ’担根体中のアラントインの定量分析
‘ツクネイモ’担根体中のアラントインの定量分析
レコードナンバー | 672990 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015006 | NACSIS書誌ID | AN00025257 |
著者名 | 仁宮 章夫 村田 芳行 多田 幹郎 ほか1名 | ||
書誌名 | 園藝學會雜誌 | ||
別誌名 | 園芸学会雑誌 Journal of the Japanese Society for Horticultural Science | ||
発行元 | 園藝學會 | ||
巻号,ページ | 72巻・ 4号, p.321-323(2003-07) | ISSN | 00137626 |
全文表示 | PDFファイル (344KB) | ||
抄録 | アラントインは、人体では抗炎症作用や抗潰瘍作用があり、植物中では窒素の貯蔵と輸送における重要な形態であると考えられている。‘ツクネイモ’担根体中のウレイド、特に、アラントインの分析を行った。フェニルヒドラジンによる分光光度法によってウレイド(アラントインとアラントイン酸)を、HPLCによってアラントインのみを定量した。‘ツクネイモ’の担根体には2.6mg・gFW(-1)アラントインが含まれていたが、葉と茎からは検出できなかった。ヤマノイモ科に属する‘ヤマトイモ’、‘ナガイモ’、‘ジネンジョ’にはアラントインがそれぞれ2.3、0.47、1.2mg・gFW(-1)含まれていた。しかし、ジャガイモとサツマイモには、0.1mg・gFW(-1)以下のアラントイン量しかなく、サトイモの‘石川早生’と‘京イモ’からは検出できなかった。なお、調べた全試料のアラントイン酸の含有量は無視できる量であった。 | ||
索引語 | 作用;酸;炎症;潰瘍;植物;窒素;貯蔵;輸送;形態;分析 | ||
引用文献数 | 12 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |