電解水の葉面撒布による養液栽培ミツバの生長促進ならびに品質向上

電解水の葉面撒布による養液栽培ミツバの生長促進ならびに品質向上

レコードナンバー680214論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名阿知波 信夫
矢野 由希絵
阿部 一博
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ29巻・ 4号, p.203-209(2003-07)ISSN13441213
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抄録現在、医療・食品分野で利用の進んでいる電解水の農業分野での利用法について検討した。すでに農業分野ではキュウリウドンコ病の防除、農業資材および種子消毒での利用がされているが、今回は新たな利用法として、野菜栽培における生育促進と品質向上を目的とした。塩化カリウムを電解して得られる電解水を養液栽培ミツバ葉面へ撒布し、無撒布区を対照区に生育調査および成分分析を行った。強アルカリ性電解水を希釈して撒布した区、強アルカリ性電解水と強酸性電解水を混合希釈して撒布した塩素含有区ともに、遊離アミノ酸、総フェノール量が増加していた。また、培養液濃度が同じであれば、それらの区では草丈、新鮮重、乾燥重とも促進、増加し、葉色も強くなっていた。これら要因としては、電解水撒布によるストレス応答反応として、生体内の浸透圧を高めるために、遊離アミノ酸やフェノール物質等の生成を促し生体内の成分濃度を高めたと考えられる。また、そのときに受けるストレスの強さは強アルカリ性電解水の濃度、塩素含有の有無に影響を受けることが示された。
索引語水;利用;栽培;アルカリ性;濃度;葉;養液;品質;農業;生育
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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