徳島県における針・広混交林の森林構造の把握

徳島県における針・広混交林の森林構造の把握

レコードナンバー680328論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010767NACSIS書誌IDAN10318590
著者名島村 雄三
宇水 泰三郎
橋本 茂
書誌名徳島県林業総合技術センター研究報告
別誌名研究報告
発行元徳島県林業総合技術センター
巻号,ページ36号, p.1-10(1999-07)ISSN03860310
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抄録混交林など多面的機能の発揮に適した森林造成管理技術を検討するため、県内に存在する針葉樹と広葉樹との混交林のうち代表的な20林分の森林構造等の実態を調査した。本県においては、人工的に造成された針・広混交林はほとんどなく、天然生の針・広混交林や不成績造林地に広葉樹が混入した林分がほとんどであった。調査した20の混交林はその機能や成林方法別に分類し、その造成管理技術について検討した。また、混交林に導入可能な広葉樹の生理生態特性、特に光環境に対する適応性を検討するためケヤキ、キハダ、コナラ、クヌギ、サクラ、アラカシ、スダジイ、ヤブツバキ、クスノキ、ウバメガシの10樹種の人工被陰試験を実施した結果、相対照度50-60%被陰区における樹高成長量が対照区や低照度区に比べ高くなる傾向がクヌギとコナラ以外の8樹種にみられた。さらに、低照度区(相対照度3-5%)における生育特性の継続調査の結果、ケヤキは、生存率が他の樹種に比べて最も高く、4年間の長期間でも枯れる個体は少なく、光合成速度や葉の比面積(SLA)の測定結果からもはっきりと陰葉化が認められ、耐陰性が高い樹種であることが認められた。一方、キハダは低照度での生存率は低くケヤキに比べ耐陰性は低いようであった。
索引語混交林;照度;種;森林;造成;広葉樹;ケヤキ;調査;構造;機能
引用文献数3
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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