主要な森林気象災害の林齢別被害率の推定と考察

主要な森林気象災害の林齢別被害率の推定と考察

レコードナンバー681107論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015842NACSIS書誌IDAN00198561
著者名久保山 裕史
岡 裕泰
鄭 躍軍
書誌名日本林學會誌 = Journal of the Japanese Forestry Society
別誌名日本林学会誌
発行元日本林學會
巻号,ページ85巻・ 3号, p.191-198(2003-08)ISSN0021485X
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抄録1960年から2000年の民有林における風害、水害、雪害、干害、凍害に関する被害結果と、それに対応する民有人工林の齢級別面積の推計結果から、各気象災害の全国の被害率を推計した。この時系列データをもとに分析を行った結果、自己相関はほとんどなかった。また、1987年以前と以降での被害傾向の変化については、41年生以上の林分における風害や21年生以上の干害の被害率は上昇し、6-40年生の雪害と10年生以下の凍害では低下していることが明らかとなった。次に、平均値をもとに林齢と被害率との関係について検討した結果、凍害・干害は幼齢期で高いがそれ以降急低下し、雪害は6-20年生にかけて高水準で推移するものの加齢とともに低下するのに対して、風害は加齢とともに上昇し、41年生以上の被害率が最も高かった。さらに、平均被害量の推計から、今後のおもな被害対象は41年生以上へと変化し、風害が主となると予想された。なお、実際の被害分布には地域差が大きいことも明らかにした。
索引語被害;齢;風害;雪害;干害;気象災害;森林;推定;水害;人工林
引用文献数20
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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