ウサギとハムスターの卵母細胞の成熟に伴うヒドロキシステロイド脱水素酵素活性の変化

ウサギとハムスターの卵母細胞の成熟に伴うヒドロキシステロイド脱水素酵素活性の変化

レコードナンバー681968論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020157NACSIS書誌IDAN10548943
著者名新村 末雄
川上 心也
書誌名Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名日本卵子学会誌
発行元日本哺乳動物卵子学会
巻号,ページ20巻・ 3号, p.118-123(2003-10)ISSN13417738
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抄録ウサギとハムスターの卵母細胞について、成熟に伴うステロイド代謝能の変化を組織化学的に検討した。ウサギにおいて、Δ(5)-3β-HSD(基質としてDHEAを使用)、17β-HSD(esoserone)および20β-HSD(20β-hydroxyprogeserone)の活性を示す卵母細胞の割合は常に高かったが、Δ(5)-3β-HSD(pregnenolone、17α-hydroxypregnenolone)、17β-HSD(esradiol-17β)、20α-HSD(20α-hydroxyprogeserone)および20β-HSD(17α-hydroxyprogeserone)の活性を示す卵母細胞の割合は、hCG注射後の時間経過に伴って低下した。一方ハムスターでは、8種類の基質を用いたΔ(5)-3β-HSD、17β-HSD、20α-HSDおよび20β-HSDの活性を示す卵母細胞の割合は、常に高く、hCG注射後も変化しなかった。以上の結果から、ウサギ卵母細胞では、成熟に伴って20β-hydroxyprogeseroneとandrogenの代謝能は変化しないが、progeserone、17α-hydroxyprogeserone、17α、20β-dihydroxyprogeserone、20α-hydroxyprogeseroneおよびesrogenの代謝能は低下することが考えられた。またハムスター卵母細胞では、常にprogeserone、17α-hydroxyprogeserone、17α、20β-dihydroxyprogeserone、20α-hydroxyprogeserone、20β-hydroxyprogeserone、esrogenおよびandrogenの代謝を行っており、これらステロイドの代謝能は成熟に伴う変化を示さないことが確かめられた。
索引語卵母細胞;代謝;ウサギ;ハムスター;成熟;活性;ステロイド;水素;酵素;組織化学
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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