エクストルーダー飼料および生餌餌料を給与したブリ成魚の成長および飼料効率
エクストルーダー飼料および生餌餌料を給与したブリ成魚の成長および飼料効率
レコードナンバー | 682019 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00008678 | NACSIS書誌ID | AN00124667 |
著者名 | 佐藤 公一 舞田 正志 若月 彰 松田 晋一 | ||
書誌名 | 水産増殖 = The aquiculture | ||
別誌名 | Aquacult. Sci. Aquaculture Science Suisanzoshoku | ||
発行元 | 水産増殖談話会 | ||
巻号,ページ | 51巻・ 3号, p.343-348(2003-09) | ISSN | 03714217 |
全文表示 | PDFファイル (330KB) | ||
抄録 | ブリ、Seriola quinqueradiata成魚におけるエクストルーダー飼料(EP)の飼料効果を知ることを目的として、粗脂肪(CL)量23%のEP(EP-MF)、CL量28%のEP(EP-HF)、および生餌主体の餌料(生餌)を用いてブリ2年魚の飼育試験を行った。夏期におけるEP-MF 区およびEP-HF区の成績は、生餌区の成績を100としたときに、日間増重率(DGR)がそれぞれ93±5(平均値±標準偏差)%および95±9%、日間給餌率(DFR)が96±9%および94±10%、飼料効率(FE)が97±4%および101±1%で、いずれも生餌区と比較して有意な差異は認められなかった。一方、秋期におけるEP-MF区およびEP-HF区の成績は、同様の比較において、DGRがそれぞれ72±8%および65±9%、DFR が78±7%および69±3%、FE が90±2%および93±9%で、EP 両区のDGRとDFRが生餌区より有意(P<0.05)に低かった。これらの結果から、ブリ成魚にEP を給与したときの飼育成績は、夏期では生餌と同等であるものの、秋期では成長が生餌より劣ること、その原因として秋期に生餌主体の餌料と比較してEP の摂餌率が低くなることが考えられた。 | ||
索引語 | 飼料;ブリ;餌料;効率;主体;飼育;効果;脂肪;給餌率;摂餌 | ||
引用文献数 | 16 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |