東松浦半島内の盆地における秋冬季の夜間気温特性

東松浦半島内の盆地における秋冬季の夜間気温特性

レコードナンバー682122論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011531NACSIS書誌IDAA11863117
著者名三浦 麻
田中 明
筑紫 二郎
ほか1名
書誌名Coastal bioenvironment
発行元佐賀大学海浜台地生物環境研究センター
巻号,ページ1巻・ p.35-42(2003-07)ISSN13487175
全文表示PDFファイル (1582KB) 
抄録複雑地形である佐賀県東松浦半島は、沿岸域、台地部および盆地地域の微気象変化は全く異なっている。このような半島の最低気温の発生時刻を把握することは、農作物における凍霜害等の農業気象災害において極めて重要である。そこで本研究では、盆地域における最低気温の発生機構の解明を目的として、半島内に設置している気象観測点および気象官署におけるデータおよび観測に基づき、秋冬季の夜間気温変化の特徴について解析した。その結果、半島内の盆地地域では最低気温の早朝だけでなく、深夜にも頻繁に発生しており、その発生時刻が特徴的であることが分かった。その頻度は、前日の20~23時に3割弱、翌日0~3時に3割、4~7時に4割の割合を示した。また、夜間における最低気温の発生時刻は、日没後の気温降下の途中で生じる気温の急上昇の発生時刻に関係することを明らかにした。顕著な昇温は盆地部だけの現象であり、南西または北寄りの風が風速1/ms以上なると気温は約3℃以上上昇することが分かった。昇温現象は、地形の影響受けて半島に接する海洋からの温暖な風が盆地内に侵入するために生じると推察した。さらに、風が吹くときには盆地域が台地上よりも気温が高い分布を示すことがわかった。
索引語気温;発生;盆地;地域;時刻;夜間;風;秋;地形;観測
引用文献数18
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat