キク新品種「プリンセスかがわ」の育成
キク新品種「プリンセスかがわ」の育成
レコードナンバー | 682163 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00017190 | NACSIS書誌ID | AN00294000 |
著者名 | 古市 崇雄 村上 恭子 松本 由利子 | ||
書誌名 | 香川県農業試験場研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Kagawa Prefecture Agricultural Experiment Station | ||
発行元 | 香川県農業試験場 | ||
巻号,ページ | 56号, p.57-60(2003-10) | ISSN | 03748804 |
全文表示 | PDFファイル (657KB) | ||
抄録 | 1.「プリンセスかがわ」は組織培養植物体に軟X線照射を行い、突然変異を誘発して育成した品種である。紫ピンク単色の原品種「ピンクセイコー」の花色が変異した赤紫色パッキン咲きで、一輪仕立ての切り花向き品種である。2001年7月に種苗法に基づき、品種登録の出願を行った。2.「キク特性審査基準」による特性分類では、「ピンクセイコー」に比べて、開花時の草丈がやや低いこと、茎の色が赤紫であること、葉の葉身長、葉幅値が小さく、葉の表裏面とも色が濃いこと、花の外花弁の表面色が赤紫、裏面の色が濃紫ピンクであること等で区別性が認められる。なお、生態分類型は秋ギクである。到花週数は8-9週である。低温開花性と病害抵抗性は中である。低温伸長性と虫害抵抗性は弱である。3.作型は露地電照、加温電照栽培に適応し、耕種概要は原品種に準じ、肥培管理はスプレーギクに準じる。1月出荷作型では「ピンクセイコー」と同程度に帯状花が2割程度発生する。 | ||
索引語 | 品種;色;葉;性;キク;育成;開花;花;低温;抵抗性 | ||
引用文献数 | 6 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |