地表部の植被と刈取りがメヒシバ(Digiaria adscendens(H.B.K.)Henr.)とイヌビエ(Echinochloa crus-galli(L.)Beauv.)種子の発芽時期に及ぼす影響

地表部の植被と刈取りがメヒシバ(Digiaria adscendens(H.B.K.)Henr.)とイヌビエ(Echinochloa crus-galli(L.)Beauv.)種子の発芽時期に及ぼす影響

レコードナンバー682301論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014871NACSIS書誌IDAN00194108
著者名池田 堅太郎
後藤 貴文
飛佐 学
ほか2名
書誌名日本草地学会誌
別誌名日本草地学会誌
Japanese journal of grassland science
Glassland science
Journal of Japanese Society of Grassland Sciences
Journal of Japanese Society of Grassland Science
発行元日本草地学会
巻号,ページ49巻・ 4号, p.373-378(2003-10)ISSN04475933
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抄録九州中部高原地域の永年生牧草群落における地表部の植被の違いと刈取りがメヒシバ(Digiaria adscendens(H.B.K.) Henr.)とイヌビエ(Echinochloa crus-galli(L.) Beauv.)の発芽時期に及ぼす影響について検討した。コンテナにオーチャードグラスを植え、刈取りを2000年7月4日と8月15日に行う刈取り区、刈取りを行わない無刈取り区、および何も植えない裸地区を設けた。5月9日に両草種の埋土種子をコンテナの土壌表面に散布し、両草種の発芽個体数と群落内相対照度を9月12日まで2週間おきに調査した。調査終了時には土中に残された発芽可能埋土種子数を計数した。また、刈取り処理前後3日間の地温を調査した。総発芽個体数は両草種ともに、裸地区>刈取り区>無刈取り区の順であった。裸地区ではメヒシバが6月中旬、イヌヒエが5月下旬から6月中旬にかけて発芽が多く見られるのに対し、刈取り区では発芽は遅れ、刈取り処理後急激に発芽した。無刈取り区では両草種ともに6月にわずかに発芽が見られた以外は試験期間を通じてほとんど発芽は見られなかつた。試験終了時における発芽可能埋土種子数は両草種ともに、無刈取り区>刈取り区>裸地区の順に多く、裸地区では全く見られなかった。また刈取りによって群落内の相対照度は上昇し、地温の日内較差は拡大した。刈取り直後の急激な両草種の発芽数の増加は相対照度の上昇と、地温の日内格差の拡大によって誘起されたものだと推察される。
索引語刈取り;発芽;草;種;種子;群落;照度;調査;地温;イヌビエ
引用文献数21
登録日2011年12月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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