岩手県内のツキノワグマにおける重金属汚染状況

岩手県内のツキノワグマにおける重金属汚染状況

レコードナンバー683127論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名佐藤 至
辻本 恒徳
世良 耕一郎
ほか2名
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ56巻・ 12号, p.825-830(2003-12)ISSN04466454
全文表示PDFファイル (790KB) 
抄録平成11年11月から平成14年8月までに狩猟等によって岩手県内で捕獲されたツキノワグマ計42頭(雄24頭、雌18頭)の肝臓、腎臓および被毛についてPIXE分析を行い、鉛等の重金属による汚染状況を調査した。その結果これらの組織からは、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、カドミウム、鉛等が検出された。このうちコバルトは人などで知られている濃度の10倍以上の高値を示した。また2頭の亜鉛濃度が異常な高値を示し、何らかの亜鉛暴露を受けていた可能性が考えられた。肝臓、腎臓および被毛におけるカドミウムの平均濃度はそれぞれ0.20、9.16、2.10mg/kgであり、日本人の正常範囲を超える個体はみられなかった。肝臓の鉛濃度の多くは1mg/kg未満であったが、3頭が2mg/kgを超え、ツキノワグマにおいても鉛汚染が存在する可能性が示唆された。
索引語鉛;濃度;汚染;亜鉛;岩手県;重金属;毛;コバルト;カドミウム;雄
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat