マウス卵母細胞の成熟に伴うヒドロキシステロイド脱水素酵素活性の変化

マウス卵母細胞の成熟に伴うヒドロキシステロイド脱水素酵素活性の変化

レコードナンバー683133論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名新村 末雄
川上 心也
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ49巻・ 6号, p.451-456(2003-12)ISSN09168818
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抄録体内および体外で成熟過程にあるマウス卵母細胞について、各種ヒドロキシステロイド脱水素酵素(HSD)の活性を組織化学的に検出し、卵母細胞の成熟に伴うステロイド代謝能の変化および核の成熟と細胞質でのステロイド代謝能との関係を検討した。hCG注射後0時間に採取した卵母細胞において、87ないし97%でΔ(5)-3β-HSD(基質としてDHA、pregnenoloneおよび17α-hydroxypregnenoloneを使用)、17β-HSD(esradiol-17βおよびesoserone)および20β-HSD(17α-hydoxyprogesroneおよび20β-hydoroxyprogeserone)の活性が検出されたが、20α-HSD(20α-hydroxyprogeserone)の活性は検出されなかった。また、△(5)-3β-HSD、17β-HSDおよび20β-HSDの活性を示す卵母細胞の割合は、体内および体外での成熟の経過に伴う変化を示さなかったが、20α-HSDの活性を示す卵母細胞は成熟に伴って出現するとともに、その割合は高くなった。また、オロモウシンあるいは3-イソブチル-1-メチルキサンチンで8時間処置した卵母細胞において、核はほとんどで卵核胞期にあるとともに、20α-HSD活性を示すものの割合は、それぞれ84および89%であり、対照の無処置卵母細胞の81%と相違なかった。以上の結果から、マウス卵母細胞のprogeserone、17α-hydroxyprogeserone、17α、20β-dihydroxyprogeserone、20β-hydroxyprogeserone、esrogenおよびandrogenの代謝能は、体内および体外での成熟に関わらず変化しないことが示唆された。また、マウス卵母細胞では、成熟に伴って20α-hydroxyprogeseroneの代謝能が出現して高まるが、この代謝能の変化は、核の成熟とは関係ないことが推察された。
索引語卵母細胞;成熟;活性;代謝;マウス;核;水素;酵素;ステロイド;組織化学
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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