マツノマダラカミキリ生物的防除のための実験室内および野外網室におけるサビマダラオオホソカタムシの予備的放飼試験

マツノマダラカミキリ生物的防除のための実験室内および野外網室におけるサビマダラオオホソカタムシの予備的放飼試験

レコードナンバー683154論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010758NACSIS書誌IDAN10164318
著者名浦野 忠久
書誌名森林総合研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
発行元森林総合研究所
巻号,ページ2巻・ 4号, p.255-262(2003-12)ISSN09164405
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抄録サビマダラオオホソカタムシのマツノマダラカミキリ穿入丸太に対する放飼試験を以下の3通りの方法で行った。試験1.実験室内における成虫放飼、試験2.実験室内における孵化幼虫の放飼、試験3.野外網室内における卵放飼。試験1における寄生率は全体で7.9%と低く、これは実際に供試丸太に産卵した成虫の個体数が少なかったことによるものと考えられた。試験2における寄生率は63.2%で、全放飼個体の35%が寄生に成功した。これらの結果からサビマダラオオホソカタムシを人為的にマツノマダラカミキリに寄生させることが可能であることが明らかとなった。試験3における寄生率は49.7%であった。マツノマダラカミキリの生存率は試験丸太で45.9%であったのに対し、対照区では96.4%と、明らかな放飼の効果が認められた。しかし、寄生率は丸太ごとに大きくばらついており、卵の放飼後間もなくマツノマダラカミキリ成虫が羽化脱出した丸太では寄生率の低い傾向が認められた。したがってサビマダラオオホソカタムシの高い寄生率を得るためには、卵の放飼時期を寄生可能な寄主ステージに同調させる必要があるものと考えられた。
索引語放飼;寄生;成虫;卵;網;個体;生物;防除;孵化;幼虫
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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