テナガエビ幼生の生残と成長に及ぼす水道水の脱塩素方法の影響

テナガエビ幼生の生残と成長に及ぼす水道水の脱塩素方法の影響

レコードナンバー683207論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名今井 正
豊田 惠聖
齋藤 寛
秋山 信彦
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ51巻・ 4号, p.417-422(2003-12)ISSN03714217
全文表示PDFファイル (83KB) 
抄録テナガエビ幼生の飼育に支障のない水道水の脱塩素方法を調べた。1)6時間以上曝気する方法、2)両性イオン交換樹脂に水道水を通す方法、3)1 l の水道水に対し20mgの割合でチオ硫酸ナトリウムを入れる3つの方法で脱塩素した淡水中での幼生の生残を比較した。また、これら3種類の淡水で海水を希釈した実験用水についても検討した。淡水として用いた場合、諏訪湖産と佐鳴湖産の幼生は、チオ硫酸ナトリウムで脱塩素した水道水中では、曝気ないし両性イオン交換樹脂で脱塩素した水よりも死亡が早く、脱皮回数も少なかった。朝比奈川産の場合、3つの方法による幼生の死亡時間に明確な差は見られず、脱皮する個体もほとんどいなかった。これに対し、水道水を海水の希釈に用いた場合、脱塩素方法にかかわらず、幼生はポストラーバまでの高い生残を示した。これらのことから、チオ硫酸ナトリウムで脱塩素した水道水を淡水として用いることは、幼生飼育に適さないことが明らかとなった。
索引語幼生;塩素;淡水;飼育;曝気;海水;水;脱皮;時間;個体
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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