南太平洋西部における密度逆転の分布から求めた鉛直渦拡散係数の緯度変化

南太平洋西部における密度逆転の分布から求めた鉛直渦拡散係数の緯度変化

レコードナンバー683215論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005417NACSIS書誌IDAA0070835X
著者名北出 裕二郎
日下 朋子
川村 有二
ほか7名
書誌名Journal of the Tokyo University of Fisheries
別誌名東京水産大学研究報告
Tokyo Suisan Daigaku kenkyu hokoku
Journal of the Tokyo University of Fisheries
J. Tokyo Univ. Fish
発行元Tokyo University of Fisheries
巻号,ページ90巻・ p.13-21(2003-09)ISSN00409014
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抄録南太平洋西部海域での鉛直渦拡散係数の緯度変化を調べるため、東京水産大学練習船・海鷹丸によりオーストラリア大陸東方にある海堆の東斜面(35°Sから24°Sの13地点)でCD観測を実施した。観測した水温・塩分の記録から力学的要因による密度逆転を検出し、その分布を調べた。密度逆転部は30°Sより低緯度側では高緯度側の約2倍多く分布していた。次に、この密度逆転からhorpeスケールL()と鉛直渦拡散係数K(y)を算出した結果、30°Sより高緯度側ではL()=0.2?0.37m、K(y)=1.1?3.1×10(-5)(m2s-1)、30°Sより低緯度側ではL()=0.36?0.70m、K(y)=2.8?8.3×10(-5)(m2s-1)であり、K(y)は30°Sより低緯度側で高緯度側の約2.5倍大きいことが分かった。また、K(y)は2.8?30°Sで極大値を示す傾向が認められた。これらの分布の特徴から、半日周期内部潮汐波エネルギーのparameric subharmonic insabi1iyによる効果的なカスケードダウンに伴う鉛直混合に加え、一日周期内部潮汐波が近慣性周期内部重力波として直接鉛直混合に関与している可能性があると考えられた。
索引語密度;分布;拡散;周期;観測;潮汐;波;混合;海域;斜面
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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