カキ‘刀根早生'果実のβ-D-galactosidaseの部分精製とその特性
カキ‘刀根早生'果実のβ-D-galactosidaseの部分精製とその特性
レコードナンバー | 683846 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00016464 | NACSIS書誌ID | AA11178236 |
著者名 | 石丸 恵 茶珎 和雄 上田 悦範 | ||
書誌名 | 日本食品保蔵科学会誌 | ||
別誌名 | 日本食品保蔵科学会誌 | ||
発行元 | 日本食品保蔵科学会 | ||
巻号,ページ | 29巻・ 6号, p.323-327(2003-12) | ISSN | 13441213 |
全文表示 | PDFファイル (366KB) | ||
抄録 | ‘刀根早生’果実は、脱渋後の肉質が柔らかく美味で生産量、流通量共に増加している。しかしながら、‘刀根早生’果実は収穫後急速に軟化することが問題となっている。そこで、細胞壁分解酵素の一つであるβ-D-galacosidaseに注目し、酵素の精製および特性について調査した。‘刀根早生’果実のβ-D-galacosidaseはBuyl oyopearlとMono-SカラムによりG-I画分とG-II画分が得られ、それぞれ4.2、38.1倍に精製され1.08、14.6%の収率であった。G-II画分のND-PAGEにおける分子量は約120 kDaであり、SDS-PAGEにおいて、約35 kDaと約46 kDaの2本のバンドが確認され、β-D-galacosidaseは2つのサブユニットから構成されていると思われた。G-II画分の最適pHは5.0であり、pH5-8でほぼ安定であった。 | ||
索引語 | 根;早生;果実;精製;特性;酵素;pH;カキ;肉質;流通 | ||
引用文献数 | 23 | 登録日 | 2011年12月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |