針広混交林化したヒノキ不成績造林地の成長解析

針広混交林化したヒノキ不成績造林地の成長解析

レコードナンバー683974論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00019031NACSIS書誌IDAA11307929
論文副題京都府美山町の24年生ヒノキ人工林を事例として
著者名嶋田 俊平
竹内 典之
書誌名森林研究 = Forest research, Kyoto
別誌名For. res., Kyoto
森林研究
発行元京都大学大学院農学研究科附属演習林
巻号,ページ75号, p.11-17(2003-12)ISSN13444174
全文表示PDFファイル (796KB) 
抄録京都府美山町の24年生ヒノキ不成績造林地に調査プロットを設定し、サンプル木の樹幹解析によって材積成長の経過を解析した。その結果、ヒノキのサンプル木の材積成長速度が増加を続けていたのに対し、上層広葉樹のサンプル木の半数以上において、樹高が林冠に達する時期に材積成長速度が頭打ちになるか、減少し始めていることが明らかになった。今後この林を、手入れせず放置した場合、旺盛な成長を続けているヒノキが益々優勢になると考えられた。広葉樹の活力が減退している要因としては、ヒノキと広葉樹間の競争のみならず、同じ株内の萌芽幹どうしの競争の影響が小さくないことが示唆された。また、この林では有用広葉樹を多く含む侵入広葉樹が上層木の約3割を占めていたことや、植栽されたヒノキの多くが雪害やクマ剥ぎ被害を受けていたことから、ヒノキの単純林を目標とするより、より広葉樹の混交率の高い針広混交林として管理することが望ましいと考えられた。広葉樹の成長を促進するためには、ヒノキの間伐及び、広葉樹どうしの競争を緩和するための株整理が必要であると考えられた。
索引語ヒノキ;広葉樹;材積;競争;混交林;林地;解析;京都府;速度;人工林
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat