ホタテガイ副産物の有効資源化に関する研究

ホタテガイ副産物の有効資源化に関する研究

レコードナンバー690235論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013075NACSIS書誌IDAN10450849
著者名河野 慎一
岩下 敦子
清水 英樹
簑嶋 裕典
書誌名北海道立食品加工研究センター研究報告 = Bulletin of Hokkaido Food Processing Research Center
発行元北海道立食品加工研究センター
巻号,ページ4号, p.21-30(2000-03)ISSN13403001
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抄録1. ホタテガイ軟体部の保存試験を行った。その結果,保存は包装して冷凍する形態が望ましいものであった。しかし,希硫酸浸漬法は,脂肪及びタンパク質の劣化が激しいが,保存コスト面で非常に有利な方法であり,製品の用途を肥料用等とすることにより,有効な保存方法であると考えられた。2. スクリュープレス法,エクストルーダ法で脱水・脱脂試験を行った。脱水及び脱脂効率を上げるには,原料の熱処理を行い,粉砕することが有効であった。スクリュー軸内にスチームを通すことで脱水・脱脂効率が上がることが確認された。エクストルーダ法は,脱脂及び脱水効果が優れていた。回収ケーキの変色やにおいの発生が少ないなどの優位点も認められた。3. フィッシュミールの規格を参考に,ホタテミールの用途別検討を行った。肥料としては規格上の対応は可能であった。飼料,餌料としては規格を満たさない項目があった。しかし,他の原料と混合して処理することで,対応可能であると思われた。4. ホタテオイルの品質評価を行った。印刷インキ用ワニス,鉛筆芯用含浸油として,適用の可能性が認められた。燃料油として利用可能であると判断された。EPAが魚油に比べ約3倍含まれており,高付加価値化への研究が期待される。5. ホタテミールの保存試験を行った。タンパク質の劣化は少ないが,脂肪の酸化劣化が大きいことが認められた。真空包装及び冷蔵保存が望ましいが,コスト面から,光を避け,ビニール袋等で保存する方法を採用すべきであると思われた。
索引語保存;脱水;脱脂;劣化;規格;ホタテガイ;研究;脂肪;タンパク質;用途;ホタテミール;方法;保存試験
引用文献数7
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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