福島県における稲発酵粗飼料の生産利用実態調査

福島県における稲発酵粗飼料の生産利用実態調査

レコードナンバー690368論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00019580NACSIS書誌IDAN00217021
著者名伊藤 純一
関 里織
大槻 健治
書誌名福島県畜産試験場研究報告
別誌名Bulletin of the Fukushima Animal Husbandry Experiment Station
発行元福島県畜産試験場
巻号,ページ10号, p.59-65(2003-03)ISSN03876888
全文表示PDFファイル (954KB) 
抄録平成13年度の県内における稲発酵粗飼料栽培面積60haのうち8割にあたる48haの栽培・収穫・調製・給与・品質に関する調査を実施した。(1)各地区とも栽培経験のある食用米の早稲種を作付し、直播が41.1haで全体の85%、また、直播・無人ヘリ体系が25haで51%を占めた。播種は5月上旬、出穂期は7月下旬~8月上旬、黄熟期は8月下旬~9月上旬であった。(2)収穫時期は8月下旬~9月下旬で、糊熟期から完熟期であった。各地区とも早期落水により収穫時の圃場は乾いており、作業性は良好であった。収穫調製体系は牧草用ロールベーラによる牧草収穫体系およびコンバイン等稲作機械体系で、各地区とも1日程度の予乾後調製した。稲作機械体系はフレコンバックやビニール袋を利用しサイレージ調製した。(3)1日1頭当たり給与量は乾物で繁殖牛1.7~4.3kg、乳牛2.1~5.9kg、肥育牛0.4~1.1kgで、各農家とも嗜好性は良好であった。(4)イネホールクロップサイレージ(以下、イネWCSと記す。)の成分は水分47.5%、CP4.73%、TDN49.8%と低い傾向にあったが、V-Score評価による発酵品質は良質であった。以上より、イネWCSは、予乾を取り入れた従来の牧草収穫体系により容易に調製でき、品質も嗜好性も良好であったことから今後の利用拡大が期待できた。
索引語収穫;体系;調製;発酵;利用;栽培;品質;性;牧草;粗飼料
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat