低アレルゲン・高11Sグロブリンダイズ「ゆめみのり」の育成

低アレルゲン・高11Sグロブリンダイズ「ゆめみのり」の育成

レコードナンバー690597論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20010231NACSIS書誌IDAA11655277
著者名高橋 浩司
島田 信二
島田 尚典
高田 吉丈
境 哲文
河野 雄飛
足立 大山
田渕 公清
菊池 彰夫
湯本 節三
中村 茂樹
伊藤 美環子
番場 宏治
岡部 昭典
書誌名東北農業研究センター研究報告 = Bulletin of the National Agricultural Research Center for Tohoku Region
別誌名Bulletin of Tohoku Agricultural Research Center
Bulletin of the Tohoku Agricultural Research Center
Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Tohoku Reg.
東北農研研報
独立行政法人農業技術研究機構東北農業研究センター研究報告
発行元東北農業研究センター
巻号,ページ102号, p.23-39(2004-03)ISSN13473379
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抄録「ゆめみのり」(だいず農林117号)は,種子貯蔵蛋白質の7Sグロブリンα,α'及びβサブユニットの欠失化による11Sグロブリン含量の増大を目標に,7Sグロブリンのα'サブユニットが欠失し,α及びβサブユニットの生成量が半減した系統「刈系434号」の気乾種子に対してガンマー線照射を行ったM2種子に由来する後代集団より育成された。世界初の低アレルゲン・高11Sグロブリン品種であり,ダイズ種子中の3つの主要なアレルゲン蛋白質(Gly m Bd 30K,Gly m Bd 28K,7Sグロブリンαサブユニット)のうち,Gly m Bd 28K及び7Sグロブリンαサブユニットの2つが遺伝的に欠失しており,Gly m Bd 30Kも普通ダイズに比べて極めて容易に除去できる。また,11Sグロブリン含量が高く,蛋白質当たりの含硫アミノ酸量が普通ダイズに比べて約1.3倍ある。本品種はダイズモザイクウイルス抵抗性が強(A,B,C,D病原系統に抵抗性)で,水田転換畑においても倒伏が少なく機械収穫に適する。適応地域は東北,北陸及び関東北部地域である。今後,低アレルゲン食品の原料としての利用や高11Sグロブリン及び高含硫アミノ酸などの特徴を活かした用途開発が期待されている。
索引語ゆめみのり;グロブリン;ダイズ;種子;蛋白質;育成;系統;含硫アミノ酸;抵抗性;地域;貯蔵
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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