環境基準の達成に向けた家畜ふん堆肥,化学肥料を組み合わせた成分調整肥料の開発と施肥技術の確立(3)
環境基準の達成に向けた家畜ふん堆肥,化学肥料を組み合わせた成分調整肥料の開発と施肥技術の確立(3)
レコードナンバー | 690711 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014244 | NACSIS書誌ID | AN00380179 |
著者名 | 松田 誠 町田 豊 小村 洋美 谷口 昭二 | ||
書誌名 | 鹿児島県畜産試験場研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Kagoshima Prefectural Livestock Experiment Station Bulletin of the Kagoshima Livestock Experiment Station | ||
発行元 | 鹿児島県畜産試験場 | ||
巻号,ページ | 37号, p.127-131(2003-12) | ISSN | 0389357X |
全文表示 | PDFファイル (242KB) | ||
抄録 | 窒素成分量を同一にした施肥条件で,豚ぷんペレット堆肥と化学肥料を組み合わせた施肥(ペレット区),豚ぷん尿及び化学肥料を組み合わせた施肥(糞尿区)と,化学肥料のみ(対照区)の3区を設定し,トウモロコシを栽培し,収量,成分値を比較した。1 乾物収量は,ペレット区と糞尿区が840kg/10a,対照区が820kg/10aでほぼ同等の収量であった。2 乾物中の成分値は,粗たん白質はペレット区が9.9%,糞尿区が9.5%,対照区が8.5%であった。3 硝酸態窒素含量は全ての区で0.04%以下であった。グラステタニー比(K/Ca+Mg当量)はペレット区が2.93で基準値の2.2を超え,加里の減肥が必要と思われた。4 土壌成分は,PHは播種前,刈り取り後ともに,対照区が他の2区に比べて,低かった。刈り取り後のペレット区の20cm層位で,硝酸態窒素及び有効態リン酸含有量(トルオーグ法)がやや高い値であった。生育期間中の1m層位の土壌溶液のEC及び硝酸態窒素濃度は,対照区が他の2区に比べて,高かった。 | ||
索引語 | ペレット;成分;化学肥料;窒素;施肥;糞尿;収量;硝酸;乾物;が | ||
引用文献数 | 2 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |