静岡県浜名湖の漁獲物からみたモクズガニの繁殖生態

静岡県浜名湖の漁獲物からみたモクズガニの繁殖生態

レコードナンバー690851論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名岡本 一利
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ52巻・ 1号, p.81-89(2004-03)ISSN03714217
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抄録静岡県浜名湖の気賀市場において、モクズガニの漁獲実態とその漁獲物を調査し、繁殖生態についての知見を得た。1989~’98年の年平均漁獲量は831.4kg、年平均単価は747.6円/kgであった。月別平均漁獲量とCPUEは、秋と春にピークをもつ二峰型を示した。’97年9月から’98年12月までの漁獲物調査の結果、その甲幅は37~84mmで、雌の75.9%が抱卵しており抱卵雌の最小甲幅は42mmであった。漁獲量や抱卵率からみて、9月から翌年の5月にかけての9ヵ月間がこの地域の個体群の繁殖期と判明した。繁殖期の始め( 9月)には大型成体個体が少数分布し、10~11月には小型成体個体が多数出現した。繁殖期全体を通してみると甲幅60mm未満の小型個体が多く、全体の性比は雌に偏り、その中で小型個体は雄に、大型個体は雌に偏る傾向が認められた。抱卵カニの最小型、雌雄の最大型、早期成熟群のサイズともに浜名湖のものが他地域と比較して大型の傾向を示した。
索引語漁獲;繁殖;個体;雌;抱卵;静岡県;生態;年;調査;地域
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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