黒毛和種子牛の尿からPCRにより検出されたレプトスピラDNAと血清抗体との関連
黒毛和種子牛の尿からPCRにより検出されたレプトスピラDNAと血清抗体との関連
レコードナンバー | 690886 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014298 | NACSIS書誌ID | AN00040603 |
著者名 | 阿久沢 正夫 杉谷 智彦 大石 明広 会亀 祐子 佐藤 めぐみ 田端 克俊 出口 栄三郎 | ||
書誌名 | 鹿兒島大學農學部學術報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University 鹿児島大学農学部学術報告 学術報告 | ||
発行元 | 鹿児島大學農學部 | ||
巻号,ページ | 54号, p.1-7(2004-03) | ISSN | 04530845 |
全文表示 | PDFファイル (380KB) | ||
抄録 | 牛の尿中のレプトスピラDNAをPCRにより検出し、血清中の抗体の推移との関連を検討した。放牧されている1年齢未満の黒毛和種子牛14頭から毎月1回血液と尿を採取し、レプトスピラの血清抗体の測定と尿中のレプトスピラDNAのPCRによる検出、血液と尿の生化学検査と尿沈渣の鏡検を行った。生化学検査ではとくに異常値は認められず、尿沈渣の鏡検でもレプトスピラの菌体は確認できなかったが、血清抗体は7頭、尿のPCR検査は6頭が陽性であった。尿のレプトスピラDNA検出および血清抗体の関連については、牛は血清レプトスピラ抗体が認められるときにも尿中にレプトスピラを排泄し、感染源になることが推測された。また、血清中のレプトスピラ抗体が検出されずに、牛の尿中にレプトスピラDNAがPCRによって検出された牛が認められた。このため、牛におけるレプトスピラ感染状況の検索には、血清抗体の測定と尿中のレプトスピラDNAのPCRによる検出の併用が最良の方法であると考えられた。 | ||
索引語 | 尿;血清;抗体;検出;DNA;PCR;検査;種;子牛;血液 | ||
引用文献数 | 15 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |