黒毛和種母牛産次別子牛血中免疫グロブリン濃度と自然哺乳子牛へ凍結初乳又は粉末初乳を補助的に給与した場合の免疫補強効果

黒毛和種母牛産次別子牛血中免疫グロブリン濃度と自然哺乳子牛へ凍結初乳又は粉末初乳を補助的に給与した場合の免疫補強効果

レコードナンバー691159論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009961NACSIS書誌IDAA11834673
著者名福島 護之
木伏 雅彦
坂瀬 充洋
ほか2名
書誌名兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 畜産編
発行元兵庫県立農林水産技術総合センター
巻号,ページ40号, p.6-10(2004-03)ISSN13477730
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抄録自動哺乳装置を用いて黒毛和種子牛を飼育するために子牛への受動免疫増強条件を検討した.1 新生子牛に3種類の粉末初乳を給与した場合の血中免疫グロブリン濃度を比較したところ,自然哺乳の対照区に比較して各区とも有意(P<0.05)に低かったが,2種類では免疫に必要な濃度とされる10mg/mlを確保できた(12.9±6.8mg/ml,10.1±2.8mg/ml).しかし,含有IgG量の不明確な製品では8.9±3.3mg/mlと必要量が確保されなかった.2 血中免疫グロブリン濃度と血清総蛋白(r=0.659)やγ-グルタミルトランスフェラーゼ(r=0.587)との間には1%水準で有意な相関があり,初乳摂取の間接的な指標となることが明らかとなった.3 初産子牛の血中IgG濃度が2産以上の子牛に比較して低く,必要量以下の8.0mg/mlという個体があった.4 初産,2産子牛に出生直後凍結初乳又は粉末初乳を補助的に1回給与し,その後自然哺乳させた場合,全頭が15.5mg/ml以上と必要充分量の子牛血中IgG濃度が確保された.以上の結果から,粉末初乳は含有IgG量の明らかな製品を選択すること,また,自動哺乳装置等を利用する超早期母子分離子牛への初乳給与では,母牛と1日以上同居させることで十分であるが,初産子牛に限っては出生直後に凍結初乳又は粉末初乳を1回給与することが望ましいと推察される.
索引語子牛;初乳;免疫;濃度;哺乳;グロブリン;自然;凍結;種;装置
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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