クロルフルアズロン剤抵抗性チャハマキに関する研究(2)

クロルフルアズロン剤抵抗性チャハマキに関する研究(2)

レコードナンバー691491論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20007104NACSIS書誌IDAN00102711
論文副題薬剤による防除対策
著者名小杉 由紀夫
書誌名静岡県茶業試験場研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Tea Experiment Station
別誌名Bulletin of Shizuoka Tea Experiment Station
発行元静岡県茶業試験場
巻号,ページ23号, p.7-12(2001-03)ISSN03889114
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抄録クロルフルアズロン剤抵抗性チャハマキに対する防除対策を立てるために、室内検定で殺虫活性の確認された薬剤及び新規薬剤の県内各地のチャハマキに対する殺虫活性、残効性及びほ場での防除効果を調査した。(1)有機リン剤ではクロルピリホス乳剤、プロフェノホス乳剤が県内各地のチャハマキに対して殺虫活性が高かった。合成ピレスロイド剤のビフェントリン水和剤は東部地域以外のチャハマキに殺虫活性が高かった。IGR剤のテブフェノジド水和剤はこれらの薬剤に比べ殺虫活性はやや低く、地域間差も見られた。(2)クロルピリホス乳剤、プロフェノホス乳剤の残効期間は1日程度と短かった。テブフェノジド水和剤は7日以上の長い残効期間があり、ビフェントリン水和剤も4~8日程度の残効が期待できた。(3)第2世代幼虫を対象としたほ場試験では、クロルピリホス乳剤が防除率80%を上回り最も防除効果が高かった。プロフェノホス乳剤、ビフェントリン水和剤も防除率70%程度の防除効果が認められた。テブフェノジド水和剤は少発生時には90%近い防除率を示したが、多発生時の防除効果は低かった。(4)これらの結果から、クロルフルアズロン剤抵抗性チャハマキに対する年間の防除体系としては、第1世代幼虫期には有機リン剤のクロルピリホス乳剤、第2世代には合成ピレスロイド剤のビフェントリン水和剤、第3世代にはIGR剤のテブフェノジド水和剤、第4世代には有機リン剤のプロフェノホス乳剤を用いるのが、作用性の異なる薬剤のローテーション散布として有効と考えられる。
索引語防除;薬剤;活性;効果;抵抗性;リン;対策;性;合成;地域
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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