イネ葉しょう腐敗病菌による褐色米の発生

イネ葉しょう腐敗病菌による褐色米の発生

レコードナンバー691871論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014149NACSIS書誌IDAN0019269X
著者名那須 英夫
書誌名日本植物病理學會報 = Annals of the Phytopathological Society of Japan
別誌名Japanese journal of phytopathology
日本植物病理学会報
発行元日本植物病理學會
巻号,ページ70巻・ 2号, p.106-114(2004-05)ISSN00319473
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抄録イネ葉しょう腐敗病菌Sarocladium oryzaeを穂ばらみ期と開花期に接種すると、籾の褐変や褐色米が高率に発生した。さらに、穂ばらみ期接種では葉梢の腐敗を生じて病徴が再現されたが、開花期接種では本症が発生しなかった。一方、1978年にイネの穂が全体に褐変する症状が発生し、それらの玄米の多くは褐色米であった。褐色米や本病の多発圃場のイネ株から分離したSarocladium sp.の菌株をイネの開花期と穂ばらみ期にそれぞれ接種すると、本病菌の接種結果とほぼ同様の結果が得られた。なお、分離菌の葉身への病原性は低かった。そして、褐色米からの分離菌はSarocladium oryzaeと同定された。以上のことから、岡山県に発生した褐色米はイネ葉しょう腐敗病菌Sarocladium oryzaeによって起こることが明らかとなった。
索引語イネ;発生;接種;葉;腐敗;穂;開花;分離;褐変;症状
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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