メンブレンフィルターを利用した増菌PCR法による農業環境からのイネもみ枯細菌病菌の検出

メンブレンフィルターを利用した増菌PCR法による農業環境からのイネもみ枯細菌病菌の検出

レコードナンバー691872論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014149NACSIS書誌IDAN0019269X
著者名小原 達二
澤田 宏之
畔上 耕児
書誌名日本植物病理學會報 = Annals of the Phytopathological Society of Japan
別誌名Japanese journal of phytopathology
日本植物病理学会報
発行元日本植物病理學會
巻号,ページ70巻・ 2号, p.115-122(2004-05)ISSN00319473
全文表示PDFファイル (1375KB) 
抄録極めて低濃度でしか存在しない農業環境中からイネもみ枯細菌病菌Burkholderia -glumaeを検出するのは、選択培地を用いた塗沫法のような従来の方法では困難である。これを解決するために、メンブレンフィルターよる濾過法と増菌後にPCRを行う増菌PCR法とを組み合わせた新たな方法を考案した。PCRプライマーは、B.glumaeの16S-23SrDNAスペーサー領域を特異的に増幅するよう設計したもの(PGF1、5'-GCGACACGGAACACCGGGAG-3';PPR1、5'-AGGGAGCCGCAGGCCG-3')を用いた。本法により、10(0)cfuのB.glumaeで人工的に汚染した1000mlの農業用水からの検出が可能であった。本法を用いて水田地域おける水圏環境から採取した大容量試料について調査を行った結果、5月から11月にかけて田面水、農業用水、河川水および湖沼水からB.glumaeが検出されたが、12月から4月の間は全く検出されなかった。また、もみ枯症が発生し、B.glumaeが検出された水田の内外に自生する植物34株について検出を試みた結果、コナギから本細菌が検出された。
索引語検出;農業;環境;もみ;PCR;水;イネ;用水;水田;PCR
引用文献数28
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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