豚から分離された抗酸菌とIFN-γの診断的意義
豚から分離された抗酸菌とIFN-γの診断的意義
レコードナンバー | 692026 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014801 | NACSIS書誌ID | AN00191857 |
著者名 | 岩切 章 元日田敏 緒方 征男 ほか2名 | ||
書誌名 | 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association | ||
発行元 | 日本獸医師会 | ||
巻号,ページ | 57巻・ 2号, p.117-120(2004-02) | ISSN | 04466454 |
全文表示 | PDFファイル (711KB) | ||
抄録 | 日本の5箇所の食肉衛生検査所から集められた豚由来の抗酸菌69株を調べたところすべてM. aviumであった。無作為に24株を選び、9種類の諸種抗菌薬剤に対する感受性試験を行った。その結果、既報[10]の患者分離株における成績と比較して豚由来株のそれはストレプトマイシン(SM)、カナマイシン(KM)、リファンピシン(REP)、クラリスロマイシン(CAM)、およびアミカシン(AMK)に対し感性傾向が認められた。つぎに、抗原刺激によって産生されるIFN-γが抗酸菌症診断の一助となり得るかどうかを検討した。M. avium感染豚の脾細胞や心臓残血から分離したリンパ球は高いIFN-γ産生を示したが、他の細菌感染豚や健常豚の同細胞ではIFN-γ産生は認められず、同法は豚抗酸菌症の診断の一助となり得ると思われた。 | ||
索引語 | 酸;診断;分離;産生;感染;細胞;日本;薬剤;感受性;抗原 | ||
引用文献数 | 11 | 登録日 | 2011年12月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |