黒毛和種肥育牛の飼料の中性デタージェント繊維含量および血清ビタミンA値と枝肉成績の関連
黒毛和種肥育牛の飼料の中性デタージェント繊維含量および血清ビタミンA値と枝肉成績の関連
レコードナンバー | 692034 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ00014801 | NACSIS書誌ID | AN00191857 |
著者名 | 松田 敬一 渡辺 昭夫 一條 俊浩 | ||
書誌名 | 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association | ||
発行元 | 日本獸医師会 | ||
巻号,ページ | 57巻・ 4号, p.227-230(2004-04) | ISSN | 04466454 |
全文表示 | PDFファイル (618KB) | ||
抄録 | 黒毛和種牛で、肥育前・中期の給与飼料中の中性デタージェント繊維(NDF)含量が異なる3群で血清総コレステロール(C)値の推移と肥育成績を調査した結果、高NDF群では血清C値が肥育期間を通して他群に比べて有意(P<0.05)な高値を示し、枝肉重量やロース芯面積、牛脂肪交雑基準(BMS. No.)が高い傾向、枝肉単価は有意(P<0.05)な高値を示した。血清ビタミンA(VA)値とBMS. No.との関係、および枝肉格付評価別の血清VA値の推移を調査した結果、導入翌日や出荷直前の血清VA値とBMS. Noとの間に一定の関係はみられなかった。A-5牛の血清VA値は14・15カ月齢時にA-4牛やA-3牛に比べて有意(P<0.05)な低値を示した。高肉質等級牛肉の生産には、肥育中期の血清VA値を低く維持し、肥育前・中期の給与飼料中NDF含量を高くすることが重要と考えられた。 | ||
索引語 | 血清;肥育;枝肉;飼料;繊維;種;ビタミンA;コレステロール;面積;脂肪交雑 | ||
引用文献数 | 25 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |