北関東地方の高齢化したスギ・ヒノキ人工林小流域における炭素と窒素の動態特性

北関東地方の高齢化したスギ・ヒノキ人工林小流域における炭素と窒素の動態特性

レコードナンバー692077論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015842NACSIS書誌IDAN00198561
著者名小柳 信宏
戸田 浩人
久保井 喬
ほか1名
書誌名日本林學會誌 = Journal of the Japanese Forestry Society
別誌名日本林学会誌
発行元日本林學會
巻号,ページ86巻・ 2号, p.134-143(2004-05)ISSN0021485X
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抄録北関東地方の高齢化(94年生)したスギ・ヒノキ人工林小流域における炭素(C)と窒素(N)の動態特性を明らかにするために、無機態N量、純N無機化速度と地表面からのCO2放出速度などを調査した。無機態N量、純N無機化速度およびCO2放出速度は脚部スギ林で大きく、尾根部ヒノキ林で小さかった。CO2放出速度と無機態N量には正の相関性があり、土壌呼吸の盛んな時期に林木に吸収されない無機態Nが存在し、脚部スギ林で多いことがわかった。年間の純N無機化量と水抽出性有機態C消費量には正の相関性があり、C無機化特性の純N無機化量への影響が示唆された。本流域のスギ林はヒノキ林と比べて窒素同化に対する炭酸同化の割合、および無機態N供給に対するC消費割合が小さいと推察された。CとNの循環特性から高齢化した脚部スギ林では、生態系からNが流出しやすいと考えられた。
索引語スギ;無機化;速度;ヒノキ;特性;流域;窒素;高齢化;放出;性
引用文献数37
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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