水稲新品種‘つやおとめ'の育成およびその特性

水稲新品種‘つやおとめ'の育成およびその特性

レコードナンバー692220論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005895NACSIS書誌IDAN10485504
著者名浜地 勇次
川村 富輝
大里 久美
ほか8名
書誌名福岡県農業総合試験場研究報告
別誌名福岡農総試研報
Bull. Fukuoka Agric. Res. Cent
発行元福岡県農業総合試験場
巻号,ページ23号, p.7-14(2004-03)ISSN13414593
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抄録水稲新品種‘つやおとめ’は福岡県農業総合試験場において、“中生””以降の熟期で、単稈の良食味品種の育成を目標として、1991年に中生の良食味品種‘ヒノヒカリ’と、中生、単稈およびいもち病圃場抵抗性が優れる‘葵の風’を交配した組合せから育成された。本県の主要品種である‘ヒノヒカリ’と比較した特性は以下のとおりである。出穂期および成熟期はそれぞれ3日、8日程度遅く、‘ツクシホマレ’と同程度であり、福岡県の熟期区分で“中生の晩””に属する。稈長はやや短く、穂数はやや少なく、草型は“偏穂重型””の粳種である。耐倒伏性は“強””、穂発芽性は“難””である。いもち病真性抵抗性遺伝子“Pii””を持つと推定され、病害圃場抵抗性は葉いもちおよび白葉枯病が同程度の“やや弱””、穂いもちがやや優れる“中””である。収量性は同程度あるいはやや優れる。千粒重はやや軽い。心白米の発生はやや少なく、腹白米と乳白米の発生は同程度で、玄米品質はやや優れる。食味はやや優れる“上の中””である。精米の理化学的特性のうち、アミロース含有率はやや高く、タンパク質含有率はやや低い。また、アミログラム特性の最高粘度はやや高く、ブレークダウンは大きく、テクスチャー特性は同程度である。本品種は中生の晩の良食味品種として、平坦地に適すると考えられ、2003年10月に種苗法による品種登録出願がなされた。
索引語特性;品種;育成;稈;抵抗性;性;水稲;新品種;福岡県;熟期
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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