フェンロー型温室における寡日照期の温室メロンの生育特性

フェンロー型温室における寡日照期の温室メロンの生育特性

レコードナンバー692318論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014247NACSIS書誌IDAN00102722
著者名大須賀 隆司
忠内 雄次
杉山 明正
書誌名静岡県農業試験場研究報告 = Bulletin of Shizuoka Agricultural Experiment Station
別誌名Bulletin of the Shizuoka Agricultural Experiment Station
発行元静岡県農業試験場
巻号,ページ48号, p.13-20(2003-12)ISSN0583094X
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抄録フェンロー型温室における温室メロンの生育の特徴を明らかにするため、日射量が最も少ない条件下にある秋作での生育と生産性について、スリークォータ型温室と比較した。1.秋作において、フェンロー型温室で生産された温室メロンは、スリークォータ型温室より果実評価はやや低くなるものの果実肥大に優れ、生産性に問題は見られなかった。2.フェンロー型温室における温室メロンの生育の特徴として、(1)温室内の栽植位置(隔離ベッド位置)による果重や果実評価の変動幅が小さい。(2)各葉の方位が南北に均一に分布している。(3)1枚当たりの葉面積が大きい。(4)葉位や方位による葉身の乾物重・面積重にばらつきが小さく生育が均一化している、ことが上げられる。3.寒冷しゃによって日射量を変えた条件下で、各葉の面積重と生育期間の積算日射量の合計値との関係を見たところ、高い正の相関(0.91)がみられた。フェンロー型温室では、植物体の上下や南北で面積重の分布に差が小さいことが観察された。このことから、フェンロー型温室では植物体の下部や北側にも日射が透過していることが考えられた。4.以上のことから、フェンロー型温室で温室の構造上、透過する日射量が少ないにもかかわらず、冬期の生産性が維持されている理由は、被覆材に型板ガラスを利用し、通路幅を拡大し十分な畝間を確保することによって、温室内へ透過する日射を植物体全体で有効に利用しているためと推測される。
索引語温室;日射;生育;メロン;生産性;果実;植物体;条件;秋;評価
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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