小型スプリンクラーのカンキツへの利用及びその効果

小型スプリンクラーのカンキツへの利用及びその効果

レコードナンバー692390論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016115NACSIS書誌IDAN00243553
著者名宮田 明義
棟居 信一
溝部 信二
書誌名山口県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Yamaguchi Agricultural Experiment Station
別誌名Bull. Yamagushi Agric. Expt. Stn
山口農試研報
発行元山口県農業試験場
巻号,ページ54号, p.47-52(2003-03)ISSN03889327
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抄録上下2段ヘッド方式の小型スプリンクラーがカンキツの病害虫防除効果に及ぼす影響を明らかにするとともに、本防除方法に適する樹形を検討し、以下の結果を得た。1.散布液の付着程度は、樹上ヘッドでは、ES600に比べてLS700が、中間ヘッドについては、BS500よりBS502が優れており、上下2段方式のスプリンクラー防除においては、LS700とBS502との組み合わせが適当と考えられた。ただし、この場合でも葉裏への付着は、葉表の1/3-1/4と低かった。2.縦開窓樹形における散布液の付着は、横開窓形および開心自然形に比べて良好であった。3.スプリンクラー防除区におけるミカンハダニの発生は、慣行の手散布より高密度で推移したが、収穫果実において問題となる被害は認められなかった。また、発生推移の樹形間における差は小さく、スプリンクラーによるミカンハダニの防除は可能である。4.開心自然形でスプリンクラーと慣行防除とを比較したときの病害虫発生は、スプリンクラー区において黒点病、灰色かび病およびミカンサビダニが若干多かったが、そのほかについては、差がなかった。しかし、開心自然形の慣行防除と縦開窓形のスプリンクラー防除との間には、いずれの病虫被害についても差はなかった。5.縦開窓形は、樹冠内部の果実品質が向上し、樹冠外周果実との品質差が減少した。摘果および収穫能率は、開心自然形に比べて21-25%向上した。
索引語防除;心;自然;散布;付着;発生;果実;効果;方式;葉
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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