ケヤキの組織培養技術を利用したさし木による苗木育成
レコードナンバー | 692543 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
ALIS書誌ID | ZZ00008004 | NACSIS書誌ID | AN00014341 |
著者名 | 千木容 |
書誌名 | 石川県林業試験場研究報告 |
別誌名 | Bulletin of the Ishikawa-Ken Forest Experiment Station |
発行元 | 石川県林業試験場 |
巻号,ページ | 36号, p.6-10(2004-03) | ISSN | 03888150 |
全文表示 | PDFファイル (276KB) |
抄録 | 組織培養法によって苗木を育成したケヤキについて、ケヤキの組織培養技術を利用したさし木を行い9クローンの個体別の発根状況、さし木環境条件およびさし付け時期による発根状況、さし穂の状態の違いによる発根状況について検討した。その結果、クローン間に発根率の違いが見られ、量産化可能と見られる、発根率70%を越えるものが4クローン認められた。さし木環境条件は、恒温室を利用する場合、二酸化炭素については、供給装置で与えるか、外気を換気することによる供給が必要であった。また、太陽光線下で行う場合は、寒冷紗が必要で、5-7月は、高い発根率を示したが、8、9月になると発根率が低下した。さし穂の状態の違いによる発根状況については、さし穂が持っている養分含量が高い方が、高い発根率を示し、コンテナ苗から採穂するの場合、濃度を高めるには緩行性肥料深層施肥の有効性が示唆された。 |
索引語 | 発根;ケヤキ;組織培養;クローン;穂;技術;苗木;育成;環境;条件 |
引用文献数 | 3 |
登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |