特定原材料(牛乳)測定の厚生労働省通知ELISA法確立のための複数機関による評価研究
特定原材料(牛乳)測定の厚生労働省通知ELISA法確立のための複数機関による評価研究
レコードナンバー | 692684 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 穐山 浩 五十鈴川 和人 張替 直輝 渡邊 裕子 飯島 賢 山川 宏人 水口 岳人 吉川 礼次 山本 美保 佐藤 秀隆 渡井 正俊 荒川 史博 小笠原 健 西原 理久香 加藤 久 山内 淳 高畑 能久 森松 文毅 豆越 慎一 村岡 嗣朗 本庄 勉 渡邉 敬浩 坂田 こずえ 今村 知明 豊田 正武 松田 りえ子 米谷 民雄 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 45巻・ 3号, p.120-127(2004-06) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (823KB) | ||
抄録 | 特定原材料である牛乳タンパク質測定のELISA法の確立のために10機関による検証評価試験を行った。カゼイン、β-ラクトグロブリンおよび牛乳タンパク質を測定する3種類のELISA法とも同時再現性はおおむねCV値10%以下と良好であった。10機関で牛乳標準溶液を添加した5食品の各食品抽出液を分析した際の平均回収率は、3種類のELISA法とも数種類の食品抽出液を除きおおむね40%以上であった。しかしカゼインキットでは、回収率が極端に低いソースの抽出液の場合、抽出液のpHを中性に調整した後に測定すると回収率が改善された。また牛乳エライザキットでは、クッキー、シリアル、パスタソースの抽出液において、回収率が低かったが、プレート上の抗体量を増加させることにより改善された。3種類のELISA法の検出限界は、測定溶液の濃度で1ng/mLであった。 | ||
索引語 | 牛乳;測定;ELISA;回収;食品;評価;タンパク質;カゼイン;ELISA;研究 | ||
引用文献数 | 16 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |