攪乱履歴がヒノキ-アスナロ老齢林の構造と動態に与える影響

攪乱履歴がヒノキ-アスナロ老齢林の構造と動態に与える影響

レコードナンバー692819論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00020541NACSIS書誌IDAA11216674
著者名浅井 孝博
星野 大介
西村 尚之
ほか1名
書誌名名古屋大学森林科学研究 = Nagoya University forest science
別誌名森林科学研究
発行元名古屋大学農学部附属演習林
巻号,ページ22号, p.1-12(2003-12)ISSN13442457
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抄録異なる撹乱履歴(自然、人為)が、赤沢ヒノキ老齢林の構造と動態に与える影響を評価するために、無撹乱林分、台風撹乱林分、択伐による人為撹乱林分の、3林分の構造と10年間の動態を調査した。林冠ギャップ率は、台風撹乱林分で最も高く、無撹乱林分で最も低かった。林冠木の幹密度、胸高断面積合計ともに無撹乱林分で最も高く大きく、人為撹乱林分で最も低く小さかった。反対に下層木は人為撹乱林分で最も高く大きく、無撹乱林分で最も低く小さかった。林冠木における10年間の枯死・加入は殆どない一方、下層木でより多く発生した。台風撹乱林分において、下層木の加入率は枯死率よりも高いが、ほか2林分では逆傾向にあった。無撹乱および台風撹乱林分における下層木の枯死状態は、主に物理的損傷である一方、人為撹乱林分では主に立ち枯れであった。これらの結果より人為撹乱がアスナロの更新と競争による枯死を促進させているなど、撹乱履歴の違いに対するヒノキ老齢林の構造と動態の影響が明らかとなった。
索引語林分;構造;動態;台風;枯死;ヒノキ;自然;択伐;林冠;幹
引用文献数30
登録日2011年12月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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