イトウ凍結精子における適切な耐凍剤の検討

イトウ凍結精子における適切な耐凍剤の検討

レコードナンバー692853論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名楠田 聡
小出 展久
川村 洋司
寺西 哲夫
山羽 悦郎
荒井 克俊
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ52巻・ 2号, p.171-175(2004-06)ISSN03714217
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抄録イトウ精子の凍結保存における適切な保存液を開発するため、受精率を指標に耐凍剤の種類を検討した。300mMグルコースを90%、耐凍剤(DMSO、メタノール、グリセリン)を10%含む保存液で精液を4倍に希釈し、予めドライアイスに開けた小孔に100μl ずつ滴下し凍結した。滴下3分後に各ペレットを液体窒素に投入し、2時間以上浸漬した。各種ペレット4粒を30℃の120mM NaHCO3 16ml 中で解凍し、20gの卵に媒精した。卵は8℃の水中に14時間以上静置した後、ブアン氏液で固定し、卵割の有無を指標に受精率を算出した。受精率は耐凍剤がメタノールの場合に最も高く、DMSO、グリセリンの順に有意に低下した。メタノールを含む保存液で凍結した精液は、DMSOを含む保存液で凍結した精液より約2倍高い受精率を示した。以上の結果は、メタノールがイトウ精子の耐凍剤として適していることを示唆している。
索引語凍結;保存;受精;メタノール;精子;精液;指標;グリセリン;ペレット;卵
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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