インゲンマメ初生葉の蒸散と光合成に及ぼす青色光照射処理の影響

インゲンマメ初生葉の蒸散と光合成に及ぼす青色光照射処理の影響

レコードナンバー700069論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014358NACSIS書誌IDAN00239465
著者名木村 守
鈴木 茂敏
書誌名名城大学農学部学術報告
別誌名Scientific reports of the Faculty of Agriculture, Meijo University
発行元名城大学農学部
巻号,ページ38号, p.1-6(2002-03)ISSN09103376
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抄録苗生産における重要な環境要因である光環境に関しては、青色光の気孔の開孔を促進する作用が光合成能の増加を示唆する研究も報告されており、青色光処理による生育促進の可能性が考えられる。そこで、今回はインゲンマメ(Phaseolus vulgaris L. 、品種‘山城黒三度菜豆’)を用いて、明期開始後の光合成と蒸散量の変化を詳しく測定し、明期開始前の青色光処理の影響について検討した。その結果、インゲンマメの初生葉の蒸散は青色光処理により促進された。これは、気孔の開孔が青色光処理により促進されたためだと考えられ、また青色光処理により光合成も促進されたが、この結果も蒸散の場合と同様に、気孔開孔の促進によって光合成が促進されたものと考えられた。また、昼白色光を処理した区において、青色光を処理した区に比べて光合成、蒸散の明期開始直後の立ち上がりが遅いことから、青色光処理の影響は単に明期の拡大によるものでないと考えられた。青色光処理の影響は、低日照、高濃度CO2条件でより効果的であることが認められた。以上の結果から、明期前の青色光処理により、葉の光合成能を拡大し、生育を促進させる可能性が考えられた。
索引語光;処理;促進;光合成;蒸散;インゲンマメ;葉;気孔;生育;照射
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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