ホルスタイン種体細胞クローン育成雌牛の過排卵処理成績及び後代牛の生産

ホルスタイン種体細胞クローン育成雌牛の過排卵処理成績及び後代牛の生産

レコードナンバー700254論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011496NACSIS書誌IDAA11643733
著者名笠井 裕明
福見 善之
渡辺 裕恭
ほか1名
書誌名徳島県立農林水産総合技術センター畜産研究所研究報告
別誌名徳島県畜産研究所研究報告
Bull. Tokushima. Pref. Lives. Res. Ins.
徳島畜研報
畜産研究所研究報告
発行元徳島県立農林水産総合技術センター畜産研究所
巻号,ページ3号, p.14-19(2003-12)ISSN1347099X
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抄録クローン牛をドナー牛として活用することを目的に、同一ドナー細胞由来のホルスタイン種体細胞クローン育成牛について過剰排卵処理を実施、成績を人工授精由来同居育成牛及びドナー牛と比較し、得られた胚の一部について受精牛へ移植した。供試牛は、ホルスタイン種経産牛の継代培養した卵丘細胞をドナー細胞に用いて誕生した体細胞クローン3頭(-区)で生後14ヶ月齢に達したところで過剰排卵処理前周期における卵胞及び黄体の消長と小卵胞数を連日観察し3頭の相似性を比較した。過剰排卵処理では排卵後3または4日目にE製剤を1mgを投与し、投与から4-9日後にFSH製剤の漸減投与を実施、その成績を人工授精由来産子3頭(-区)及びドナー牛と比較するとともに一部の胚について性判別を実施し受胚牛に移植した。その結果、過剰排卵処理前周期において、供試牛全頭で排卵後黄体形成に伴い直径14-18mmに達する主席卵胞の発育が観察され、平均小卵胞数は-区が20.7±6.0個/日、-区が10.6±3.9であった。過剰排卵処理周期ではE製剤投与により主席卵胞の直径は各個体毎に前周期の主席卵胞より比較して小さく直径10-14mmであった。過剰排卵処置開始時における小卵胞数は-区18.0±3.5個、-区11.0±7.0、処置後の推定黄体数は各々9.3±1.5、7.6±3.0、回収胚数は5.3±1.5、6.3±3.5であった。-区で得られた胚8個を性判別した結果、雄4、雌4個で、受胚牛5頭に各々1個移植したところ2頭で妊娠が確認された。当研究所で飼育中の体細胞クローン牛3頭は同居牛と同様に過剰排卵処理に反応し、胚の回収が可能であり、正常に後代を生産できることがわかった。
索引語処理;過剰排卵;卵胞;クローン;胚;体細胞;周期;投与;種;排卵
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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