卵巣静止牛および卵巣に嚢腫化構造物を有する乳牛に対するエストラジオールカプセル含有の腟内留置型プロジェステロン徐放剤(PRID)の治療効果

卵巣静止牛および卵巣に嚢腫化構造物を有する乳牛に対するエストラジオールカプセル含有の腟内留置型プロジェステロン徐放剤(PRID)の治療効果

レコードナンバー700346論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名見学 一宏
田中 知己
金 昇準
ほか1名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ50巻・ 3号, p.341-348(2004-06)ISSN09168818
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抄録卵巣静止牛および卵巣に嚢腫化構造物を有する乳牛に対するエストラジオールカプセル含有のPRIDの治療効果について検討した。供試した卵巣静止牛は分娩後40日以上経過し、直腸検査により黄体形成が認められず、血中プロジェステロン(P)濃度が1 ng/ml以下のもの13頭であった。また、分娩後40日以上経過し、直腸検査により卵巣に直径25mm以上の嚢腫化構造物が1個以上存在し、かつ、血中P濃度が1ng/ml以下の卵胞嚢腫(FC)15頭、P濃度が1ng/ml以上の黄体嚢腫あるいは嚢腫様黄体(LC/CCL)7頭を用いた。これらの乳牛の膣内にPRIDを12日間留置し、卵巣の変化と血中P濃度を調べた。その結果、抜去後において、7日以内に発情徴候が発現し、7-14日に黄体形成が認められたものは、卵巣静止牛9頭(69.2%)、FC7頭(46.7%)、LC/CCL2頭(28.6%)であった。また、抜去後7日以内に発情徴候は認められなかったが、12-16日に黄体形成が認められたものは、卵巣静止牛2頭(15.4%)、FC5頭(33.3%)、LC/CCL4頭(57.1%)であった。以上の結果から、PRIDは卵巣静止、卵胞嚢腫および黄体嚢腫あるいは嚢腫様黄体に高い治療効果のあることが示された。
索引語卵巣;黄体;濃度;構造物;乳牛;治療;効果;形成;検査;卵胞
引用文献数30
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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