関東・中部地方の森林流域における渓流水中のNO3-濃度の分布

関東・中部地方の森林流域における渓流水中のNO3-濃度の分布

レコードナンバー700578論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015842NACSIS書誌IDAN00198561
著者名伊藤 優子
三浦 覚
加藤 正樹
ほか1名
書誌名日本林學會誌 = Journal of the Japanese Forestry Society
別誌名日本林学会誌
発行元日本林學會
巻号,ページ86巻・ 3号, p.275-278(2004-08)ISSN0021485X
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抄録関東(一部東北を含む)・中部地方の1都12県において80地域、270地点の森林流域における渓流水のNO3-濃度を測定した。これらの調査地点におけるNO3-濃度は0.00-8.45mgL-1の範囲で、中央値は1.06mgL-1であった。渓流水中のNO3-濃度は、関東平野周辺部において濃度の高い地点が分布する地理的な偏りが認められた。このような分布傾向は、従来から関東地方のいくつかの小流域でNO3-濃度が高いことが指摘されていることと調和的である。また、関東平野周辺部以外の愛知県でも局所的にNO3-濃度の高い地点が認められた。これらの地点は幹線道路や都市域周辺近傍に位置する。これらの結果から気候要因、地形的要因などの非人為的要因に加えて、大都市圏から排出される汚染大気の移流による森林流域への窒素の高負荷という人為的要因により、森林からのNO3-流出が増大していると考えられる。
索引語濃度;森林;流域;要因;分布;中部地方;地域;水;調査;関東地方
引用文献数20
登録日2011年12月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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