ウシ胚の高品質化と簡易凍結融解技術に関する研究

ウシ胚の高品質化と簡易凍結融解技術に関する研究

レコードナンバー700891論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007587NACSIS書誌IDAN00168764
著者名市野 清博
竹下 和久
藤井 満貴
書誌名山口県畜産試験場研究報告
別誌名Bull. Yamaguchi. Live. Res. Inst.
Bull. Zoo. Exp. Stn. Yamaguchi Jap.
山口県畜試研報
Bulletin of the Zootechnical Experiment Station, Prefecture of Yamaguchi, Japan
発行元山口県畜産試験場
巻号,ページ18号, p.1-9(2003-03)ISSN02871262
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抄録過剰排卵処理によって得られる中・低品質胚(fair、poor胚)はダイレクト法による凍結保存後の生存性が低い。そこでfair、poor胚の利用性を高めるため、これらの培養による品質向上効果及びダイレクト法の耐凍剤を検討した。さらに、ダイレクト法の融解操作の違いによる胚の生存性について調査を行い、以下の成績を得た。1.fair、poor胚を100μMβ-メルカプトエタノール添加20%牛胎子血清加CM-199培地(以下β-ME培地)または卵丘細胞シートを形成した5%子牛血清加CM-199培地(以下共培養培地)で20-24時間培養することにより品質向上がみられ、poor胚ではβ-ME培地が共培養培地に比べ培養効果が高い傾向を示した。2.ダイレクト法に用いる耐凍剤の濃度を検討するため、エチレングリコール(以下1.8MEG、1.5MEG)とトレハロース(以下0.1Mr、0.2Mr)の4つの組み合わせを体外受精胚を用いて比較した。その結果、1.8MEG+0.1Mrと1.5MEG+0.2Mrが、生存性と脱殻性が高く、耐凍剤として有効であった。3.fair、poor胚をβ-ME培地で20-24時間培養し、good以上へ発育した胚を1.8MEG+0.1Mrを耐凍剤として凍結保存後、6頭に移植した結果、fair培養胚で2頭、poor培養胚では1頭が受胎した。4.ダイレクト法の融解操作を検討した結果、胚融解時の外気温は4-30℃の範囲で比較した場合、外気温が高い方が融解後の胚の生存性が高いことが、また、ストロー清拭素材については、アルコール綿花と滅菌ガーゼでは生存性に差がないことが判明した。
索引語胚;培養;培地;融解;品質;凍結保存;性;効果;血清;気温
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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