‘土佐文旦'における無核果実の生産

‘土佐文旦'における無核果実の生産

レコードナンバー701267論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名北島 宣
山崎 安津
長谷川 耕二郎
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ73巻・ 5号, p.469-475(2004-09)ISSN00137626
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抄録‘土佐文旦’の無核果実生産技術を検討するため、ストレプトマイシン(SM)処理が自然受粉における種子形成抑制に及ぼす効果と摘果時期や環状剥皮処理が結実、果実発育および果実品質に及ぼす影響を調査した。SM500ppm溶液を開花率が1-5%、50%および100%の3回、動力噴霧器で樹全体に散布することにより、平均種子数が4.5個となり、種子形成の顕著な抑制効果が認められた。6月24日(満開6週間後)に葉果比90-100でSM処理樹の摘果を行うと、収穫果実の重さが470gと発育が促進され、種子数は5.7個と少なかった。一方、糖度やクエン酸含量は人工受粉果実と同様であった。5月1日の主幹環状剥皮処理では果実発育の促進効果はみられなかった。SM3回処理と6月24日摘果の組み合わせでは、果実重は464g、種子数は4.3個であった。6月24日の果径と収穫果実の種子数および果実重の関係を解析した結果、6月24日に果実横径が42-48mmの果実を残すように摘果することによって、種子数が4個程度で450-530gの果実を生産できる可能性が示唆された。これらのことから、開花率が1-5%、50%および100%のときにSM500ppm溶液を樹全体に散布し、6月下旬に42-48mm程度の果実を残すように葉果比90-100で摘果することにより、‘土佐文旦’の実用的な無核果実生産が可能であると考えられた。
索引語果実;種子;処理;摘果;生産;核;効果;発育;形成;抑制
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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