広島県内で優占的なイネ白葉枯病菌レースに対する抵抗性遺伝資源の探索

広島県内で優占的なイネ白葉枯病菌レースに対する抵抗性遺伝資源の探索

レコードナンバー701336論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011672NACSIS書誌IDAN10419973
著者名中津 沙弥香
蔵尾 公紀
佐藤 好太朗
土屋 隆生
奥 尚
書誌名広島県立農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Hiroshima Prefectural Agriculture Research Center
別誌名広島農技セ研報
広島県立農業技術センター研究報告
発行元広島県立農業技術センター
巻号,ページ76号, p.63-68(2004-05)ISSN09184848
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抄録1.広島県内に優先的に存在するイネ白葉枯病菌レースIおよびレースIIに対して,抵抗性の品種育成に有効な遺伝資源を探索するため,広島県農業ジーンバンクに収集されたイネ品種・系統を供試した。レースIに対しては,国内育成品種・系統303,国内在来品種・系統100,外国品種・系統102の合計504品種・系統を用いて接種試験を行った。レースIIに対しては,国内育成品種・系統266,国内在来品種・系統101,外国品種・系統104の合計471品種・系統を用いて接種試験を行った。2.Ezuka and Horino(1978)の発病指数(0~7の8段階)を改変したものを用いて発病判定を行い,発病指数2.0以下の品種・系統を抵抗性とした。3.レースIに対して抵抗性を示したものは,27品種・系統(5.5%)であった。これらの内訳は,国内育成品種・系統が8,在来品種・系統が8,外国品種・系統が11であった。4.レースIIに対して抵抗性を示したものは,13品種・系統(3.2%)であった。これらの内訳は,国内育成品種・系統が5,在来品種・系統が0,外国品種・系統が8であった。5.レースIおよびレースIIの双方に対して抵抗性を示したものは,7品種・系統であった。これらは,いずれも外国品種・系統であった。6.本試験で供試した品種・系統の中で,中間母本として利用できる品種・系統は,両レースに抵抗性を示した外国品種・系統およびレースIまたはレースIIのどちらか一方に抵抗性を示した国内品種・系統である。7.抵抗性品種育成のためには,さらなる有望な国内品種・系統の抵抗性遺伝資源の探索が必要であると考える。その際には,圃場抵抗性についても考慮に入れるべきであると考える。
索引語イネ;広島県;抵抗性;品種;白葉枯病;遺伝資源;探索;葉;育成;細菌
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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