極早生水稲品種「とさぴか」の異常(不時)出穂の発生とその後の生育,収量および玄米品質

極早生水稲品種「とさぴか」の異常(不時)出穂の発生とその後の生育,収量および玄米品質

レコードナンバー702879論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名坂田 雅正
鈴木 かおり
山本 由徳
ほか1名
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ73巻・ 4号, p.443-449(2004-12)ISSN00111848
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抄録極早生水稲品種とさぴかの異常(不時)出穂の発生に伴う収量、玄米品質の変動要因を明らかにするため、播種からの有効積算温度(基準温度10℃)を基に養成したとさぴか、キタアケの幼穂分化苗と幼穂未分化苗を圃場に移植し、両苗区間で生育、収量および玄米品質を比較した。その結果、両品種でほぼ同様の結果が得られ、幼穂分化苗区では、移植から30-32日目に主稈出穂が確認され、その19-20日後に分げつの出穂が開始した。これに対し、幼穂未分化苗区では、移植から57-58日目に主稈が出穂し、分げつ出穂開始は、その2日後であった。分げつの出穂期間は、幼穂未分化苗区が13日であったのに対し、幼穂分化苗区は30-32日と長かった。幼穂分化苗区の最終主稈葉数は7.6-8.0で、幼穂未分化苗区に比べ4葉程度少ないが、分げつ発生数および穂数は幼穂分化苗区の方が多かった。幼穂分化苗区の収量は、幼穂未分化苗区に比べ9-15%少なかった。これはm(2)当たり穂数は多いが、分げつ穂の発育が劣り、1種籾数が少なく、m(2)当たり籾数が減少したことと、発育停止籾割合が高く、登熟歩合が低くなったためであった。さらに、幼穂分化苗区では青米が多いため、玄米の外観品質評価も低くなることが判明した。
索引語穂;苗;分化;出穂;収量;玄米;品質;品種;発生;移植
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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