網走湖産ワカサギの初期生活に関する生態学的研究

網走湖産ワカサギの初期生活に関する生態学的研究

レコードナンバー703058論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009275NACSIS書誌IDAN10008130
著者名浅見 大樹
書誌名北海道立水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experimental Station
別誌名Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experiment Station
Sci. Rep. Hokkaido Fish. Exp. Stn.
北水試験報
発行元北海道立水産試験場
巻号,ページ67号, p.1-79(2004-10)ISSN09146830
全文表示PDFファイル (5794KB) 
抄録網走湖産ワカサギの資源変動と生活史分岐の要因を明らかにするために、初期生活史と餌料生物環境要因との関係に注目して論議した。資源変動要因として、カイアシ類の消長が深く関与し、仔魚が最初の餌生物である輪虫類からカイアシ類へと餌生物を替える時期に、カイアシ類が豊富に存在しているかどうかが、仔魚の生残やその後の成長に関わっていることが明らかとなった。また、遡河回遊群の降海個体数が、湖中残留群の個体数密度および湖内の餌料生物個体数密度と密接に関係していたことから、湖内で稚魚1個体が利用できる餌料生物の多寡が、降海か残留かの生活史分岐を決定していると考えられた。網走湖産ワカサギの生活史分岐は、湖と沿岸域の両方を生息場所とすることによって、得られる餌料生物や生息空間を分割し、個体群の維持に重要な役割を演じているものと解釈した。
索引語生活史;餌料;生物;個体;ワカサギ;カイアシ類;資源;変動;要因;餌生物
引用文献数160
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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